田中まじめ滅餓寧武露愚

よろしくお願いします。

佐久間宣行のオールナイトニッポン0!

面白かったです。

 

佐久間宣行さんという方は、テレ東で放送している「ゴッドタン」のプロデューサーの方です。テレビ東京の社員なのにニッポン放送で番組を持つという革命的な構造になっています。TBSのアナウンサーだった人がフリーランスになって他局に出演することとまた意味が違います。

 

佐久間さん自身が関わったテレ東の番組を通じて親交のあったAKBメンバーや芸人さんのオールナイトニッポンの放送に4回くらいゲスト出演してレギュラーを掴みとったそうです。おしゃべり達者でした。劇団ひとりさんからは「自分のおしゃべりで勝ち取ったんだから胸張ってやってこいよ!」と送り出されたそうです。

 

番組では相対性理論のテレ東という曲が一曲目に流され、佐久間さんとニッポン放送のイキを感じました。リスナーとのやりとりでは、いじられキャラみたいなものを作りつつ「ラブレターズ干すか」みたいな強権も見せつつラジオパーソナリティーとしてのキャラクターを探り始めた感じも面白かったです。放送時間は深夜3時から90分間の生放送。深すぎる。すごい。43歳。

 

ゴッドタンというテレビ番組が好きで色々とサーチする中で流れてきた佐久間さんのツイッターが面白くてファンになりました。アンテナがとても高い方で少し前でいうとスーパーオーガニズムや東郷清丸さんなどメディアで取り上げられるよりかなり早く紹介されていました。

 

ラジオでも語られていましたがゴッドタンという番組自体「まだ発見されていないその人の魅力を見てもらいたい」というコンセプトも持っていたり、良質なものをとにかく早く世に出してくれる方というイメージがあります。最近の例だと眉村ちあきさんの天才性やハライチ岩井さんノブコブ徳井さんの腐り芸などなど、今まで気がつかなかったような新しい価値観を発掘してくれるようですごいなと思います。

 

ゴッドタンで繰り広げられているキンコン西野さんと劇団ひとりさんの対決は史上最大級にショッキングなテレビ番組の内容です。背中合わせの状態でどれくらい相手より自分の髪の毛を切り込めるかという対決も記憶に新しいですが、昨秋に放送されたウォシュレット対決も壮絶の一言でした。詳しい描写は避けますがクソバカすぎて涙が出るほど面白かったです。簡単に言うとクチに含んだ水で下から相手をウォシュレットするという。まあそれが全てなんですが。テレビ番組の限界ギリギリ、突き抜け切った下ネタでした。

 

番組放送後の佐久間さんが「やっちゃダメなくらい馬鹿馬鹿しいことをやると『死ぬつもりでしたが、番組を見てまだ生きてみようと思いました』などメッセージをくれる人がいるからやっちゃダメなことは分かってるんだけどやってしまう」とツイートされているのを見たときには深く感銘を受けました。僕自身、中高生のときに色々と人生に悩んでいて、99のオールナイトニッポンのジャネットのコーナーなどに生きるパワーをもらっていました。馬鹿馬鹿しい下ネタで救われることもあるので、これからもゴッドタンには馬鹿馬鹿しいことをやり続けて欲しいと思いました。

 

これからどういう思いで番組を制作しているかも少しずつ語ってくれると思うのでそちらもとても楽しみです。そんな感じでこれからも佐久間さんの活動に注目していきたいです!以上。ばーい。