田中まじめ滅餓寧武露愚

よろしくお願いします。

宮迫さんと亮さんの会見

宮迫さんと亮さんの会見を見た。


すごかったので勢いのまま書き記します。


二人の大きな主旨としては、「自分たちの事実の通りに謝罪したい」だった。


その中でも、宮迫さんは吉本興業の隠蔽と脅迫の暴露にもウェイトが乗っているように感じた。亮さんは吉本興業に対する暴露の気持ちはあまり感じられなかった。


宮迫さんのには後輩を思う気持ちがあったかも知れないし、もしくは保身の気持ちがあったかも知れないし分からない。


個人的にはどういう気持ちで会見を開いたかはあまり気にならなかった。


事実として隠蔽と脅迫があったとされたことと、それが暴露されたことがショッキングだった。


「会社に対する感謝」、「復帰してまた吉本興業を通じて仕事ができる」という価値観と、「個人として事実と違うことへの不名誉」「個人の気持ち」の価値観の天秤で、個人の価値観が勝ったから開かれた会見だと思った。


個人の気持ちを尊重する感覚を持つことが今までよりも大事になってきている。


「悪に対して厳罰を求める世間の空気感」も二人の行動に少なからず影響を与えていると思う。


インターネットの発達により個人としての発信の力が強くなっている。日々何かの裁判に参加しているイメージだ。


日大のタックル、相撲のパワハラ、ジャニーズの圧力、山口真帆さんなどにも通じる。性質や善悪はそれぞれ違うけど、きっかけはいずれも弱い立場の下剋上


下剋上が起きやすくなっているし世間の注目を集めやすくなっている。


個人をぞんざいに扱うと権力側も刺される。それはもしかしたら今までぞんざいに扱われて我慢していた人が臨界点を迎えインターネットでリンクしやすくなったからかも知れない。闇はどこにでもある。


権力同士で癒着している部分があるとして、何か一つの権力をバッシングするような世論が強まれば片方がしっぽ切りされて権力が弱まり、それが連続することによりもしかしたら世の中が大きく変わっていくのかも知れない。まだタイミングは先なのかも知れないけど。


この会見で何か変わるのか。会社の対応はどうなるのか。世間はどうなるのか。二人はどうなるのか。見守っていきたい。


私が失敗したら許して欲しい。私も人が失敗しても許せるようになりたい。まぁ、何でも許されるわけではないけど寛容な世の中になることを祈っている。


話は変わるけど、クリーピーナッツのDJ松永や神聖かまってちゃん・の子の忖度ない発言が面白い。人間が生きている感じがする。