dezil boysとリリックについて

この夏のDEZIL BOYSは「yeah！めっちゃそうめん」という曲を作った。

曲を作る際のメンバーとのイメージ共有で、「夏の終わり頃の感じ、女の子と海にいる感じ」でリリックを書いてみようという話になった。そんなロマンチックな思い出はないけど、出来上がってみたら非モテの妄想っぽいイメージのものになって良かった。

作っているときに、「ノースリーブワンピースアヘガオでダブルピース」というフレーズを思いついたのだけど前後の流れと音にも乗せきれなかったので採用しなかった。ちょっと下品だし。でも、どこかで使えたらとも思う。

パンチラインと呼ばれる語感が良い、あるいは内容が面白いフレーズをどれくらい曲の中に盛り込めるかみたいな作り方をしていたが、今回は話の流れとか、音の乗せ方(スキルが無いからだけど)など全体のバランスを考えて作ることができた。

音に乗せる重視だと内容が薄くなったり、内容が重たいと音に乗せきれなかったり。どちらかを捨てて一方に突き抜けるというのも面白いけど、今回は今までよりバランス良く出来たように思う。塩梅こそが面白いところ。

そして、その音と言葉のバランスから聞いた人の心に面白いイメージが湧くようなものができたら最高だ。

メンバーのナオキが、「蜃気楼のきゃりーぱみゅぱみゅと、砂浜の上でサマーしゃぶしゃぶ」というリリックを書いてきたことがあった。

意味が分からなすぎて怖くて泣いたし想像したら面白くて笑った。ふだん何を考えていたらこんな詩が書けるんだろう。

たぶん僕は死ぬまでこのラインを唱えながら生きていくだろう。言うだけで楽しい。また僕とシンジはそれを超す言葉を探して活動していくのだと思う。それが我々の遊び。

そんな感じで、今後何かにアップされると思うのでツイッターをよかったらチェックしていてください。以上。まる。