東郷清丸・超ドQツアーファイナル
東郷清丸LIVE2019.10.05@渋谷WWW
セットリストとメンバー。間違っていたら教えてください。
(201Q)
1.龍子てんつく
2.アノ世ノ
4.YAKE party No Dance
5.シャトー
6.多摩・リバーサイド・多摩
7.サンキスト
8.サマタイム
9.悲しい犬
10.深海特急
11.劇薬
12.秋ちゃん
13.美しいできごと
14.赤坂プリンスホテル
15.L&V
(encore)
16.海に抱かれて
17.ロードムービー
河合宏知
厚海義朗
角銅真実
谷口雄
池田若菜
mei ehara
2兆円(A面)とQ曲という現在発売されている二つのアルバムのほぼ全ての曲と、アルバム未収録ながら東郷清丸の代表曲の一つとも言えるサンキストで組まれたセットリスト。曲目からしても現時点でのフルパワーが注ぎ込まれた総決算のライブだったと思う。17曲ものセットリストを組むことも初めてだったのではないだろうか。昨日のライブと同じ曲順でプレイリストを作って聞きながらこのブログを書いているが、この曲順、めちゃくちゃ良い。曲順が良い!
ライブの感想。アルバムQ曲の一曲目と同じく201Qが流されながら清丸さんの挨拶で始まる導入部。宇宙船に乗ったかと思えば、湯けむりの向こうに龍の親子が現れ、その次はオンボロのバイクにまたがって荒野を走る、めまぐるしく情景は変わっていくがスムーズで心地よい。音源を聞いている時には感じなかった「もっと今の曲を聞いていたい」という時間の凝縮のようなものを感じた。
東郷清丸の伸びやかなボーカル、ギターの音とバックバンドの確かな技術が手を取り合ってライブ感が生まれ贅沢な空間が広がっていく。音楽というものを好きな理由は、聞いている間は嫌なことが忘れられるからで、体を揺らしたくなるくらい音楽に没頭できている状態は幸せだ。昨日のライブはとても楽しく踊らせていただいた。幸せだった。「やっぱりロックは踊れなきゃ」、たしかロックスターの誰かが言っていたそんな言葉を思い出した。
昨日のライブではアンコールまでMC無しで、曲と曲の繋がりを強くしているような新しい試みを感じられたところも良かった。バキバキにサイケデリックなアレンジが施された悲しい犬から繋げられた深海特急はハイライトの一つ。その後も、劇薬、秋ちゃん、美しいできごと、赤坂プリンスホテルと畳み掛けるようにライブのテンションが上がっていく。このあたりの曲たちはライブアレンジもさることながら、ツアーを通して「仕上がった」という清丸さんの言葉が思い出されるように曲の練度が明らか変化していた。最高だった。
赤坂プリンスホテルではノリノリでピアノを弾く谷口雄さんがマニー・マークみたいでカッコ良かった。ノリノリすぎる谷口さんを見てあだち麗三郎さんも笑いながらサックスを吹いていた。二人だけでなく客演陣全員の実力、フィット具合が随所で光っていた。演奏者のエネルギーがぶつかり合って今日の曲たちが輝いていることが伝わってきた。一曲一曲がクライマックスかのような物凄い迫力。良いライブが体験できた。
そんな感じで大大大満足の東郷清丸ライブでした。また12月24日にライブをするそうなので興味がある人は是非ライブに行ってみてください。関係者の皆様お疲れ様でございました。最高のライブでした。ありがとうございました。また行きます。以上。まる。