田中まじめ滅餓寧武露愚

よろしくお願いします。

豆柴の大群について。

水曜日のダウンタウン」というTV番組の企画を経て「豆柴の大群」というアイドルグループが結成された。

 

「クロちゃん」、女性が入ったプールの水に執着するなど気持ち悪い様子を発信し、見る人は「気持ち悪い〜」を楽しむという趣旨らしい。愛が無い。でも存在を認識するという愛なのか。

 

クロちゃんが実際にどんな人なのか演出によるものなのか分からないけど、みんなで気持ち悪がるみたいな空気がめちゃくちゃ嫌だった。偽善とかじゃなくて、自分が繊細すぎるのかも知れないけど。

 

でも見てしまうのはオーディションを受けているどうしてもアイドルになりたい女の子たちの生々しい心が映し出されハラハラドキドキしてしまうから。

 

豆柴の大群メンバーの中のハナエは元々ハナエモンスターの名前でwaggというアイドルグループで活動していた。フォロワー数は12000から72000へ。メンバーの中ではアイカさんが一番フォロワー数が多く114000。ちなみにナオ92000、ミユキ72000(各デビューから二日後現在の数字)。ツイッターフォロワー数だけでいうと所属事務所WACKの中だけで豆柴の大群がBiSHに次ぐ2番目の規模になってしまった。TVの力はスゴイ。

 

ツイッターのフォロワー数というものが世間の注目度の一つの指標になってしまっている。自分もつい気にしてしまう。フォロワー数が大きくなることで「注目されている!」という同調圧力めいたパワーも働く気がする。TV局がすることなのでフォロワーの水増しが行われているかもしれないけど。

 

現在、CD販売数を使った視聴者参加型の企画をやっている。CDの内容は全て同じながら「クロちゃんプロデューサー続行」「続行不可」「続行不可&クロちゃん罰ゲーム」という三つのバージョンが発売され、視聴者はクロちゃんの処遇に対して望むバージョンを購入することで投票できるという仕組み。

 

新潟の売り場はササダンゴマシーンさんのツイートで売り切れを知った。集計もあるので恐らく新潟では均等に売り切れでも良くて都市部で世の中の声を集計するつもりなのかも知れない。「罰」が欲しかった人も、「罰」が無ければとりあえず別のバージョンを買う気がする。

 

もしくは最初から「罰」バージョンの枚数だけ多いのか、来週一部生放送なのでやっぱり「罰」で終了なのか、本当に全て売り切れになったときにジュンジュンなのか藤井さんなのかが何か別の手を打ってくるのか、これは少し楽しみ。

 

収録曲は豆柴の大群が歌っているバージョン、アイナ・ジ・エンドが歌っているバージョン、クロちゃんが歌っているバージョン。つまり一曲しか作られていない。一曲だけでここまで展開することがスゴイ。

 

この一曲だけで、クロちゃんの裁判に参加できる権利と、「続行不可&罰ゲーム」というクロちゃんをいじめたい気持ちの捌け口にもなり、更にアイナ・ジ・エンドからBiSHを知ってもらうキッカケにもなる、まさにネプチューンも驚きの電光石火の三重殺。一球で何試合終わらすねん何やねんなのである(混乱)。

 

しかもやっぱりクロちゃんの後任はジュンジュンが豆柴の大群をプロデュースすることになるだろうし、「ハナエって現役のアイドルだったらしいよ」からwaggに波及したり、「ナオのことバシヤスメって呼んでる人は何?」から「ナオはWACK毎年恒例の合宿オーディション2019に参加していたらしい」まで波及するだろうし、そうしたら所属アイドル全体までも注目度が上がるだろうし、

 

更には、豆柴の大群に入れなかったカエデちゃんはクロちゃんとのデートを経て注目度を高めた状態でWACK所属のエンパイア(勘)に入るような気がするし、そしてジュンジュンプロデュースになったらメンバーの名前がWACK流に改名される気がするし、

 

という想像が広がりまくってしまったので供養ブログ。waggお披露目公演の1部の剥き出し感はヤバかったですよね、という話がしたかっただけの回でした。以上。