僕が好きなHIPHOP・名作の詰め合わせ回
一曲単位で個人的に好きなものを集めた。良かったら聞いてみてください。
エビスビーツ/般若心経ラップ
般若心経をラップで。かっこいいです。この曲も自分がヒップホップを聞き始めた頃に良く聞いていてハマるキッカケになった曲。古いやつ。面白いしラップすごいなあと。
TABOO1/禁断の惑星
畳み掛けるような韻と言葉の洪水。不気味なMVとトラックとあいまって独特な味わい。TABOO1は新宿MSCの人。ぽく無い。映像は「ファンタスティックプラネット」というフランスのアニメ映画だそう。そちらも面白そう。
TOKONA-X /知らざあ言って聞かせやSHOW
TOKONA-X。伝説のラッパー。名古屋弁のラップ。不良。ツチヤチカらとコラボして欲しかった。
シュレンザファイヤ
これが2003年。トラックがかっこいい。ピアノが。廃盤だけどこのアルバムも全曲かっこ良かった。米粉さんに貸してもらった。欲しい。
STILLICHIMIYA
地方のパワー。 我々が目指すところ。すごすぎる。
ジンメンウサギ/はやい
2016年だった。はやい=スピード、弱虫ペダル=自転車=チャリ。初代プレステ持ってて面白い。ビーチって映画みたいで面白い。
ベタなやつばかり。新しいものは無い。以上。まる。
僕が好きなHIPHOP・KILLERBONGについて
キラーボング、ケーボン、レフティーなどなど色々な名前で活動している。ずっとケーボンだと思っていたけどケイボムなの?
所属しているブラックスモーカーのシンクタンクというアルバムから。ケーボンさんはアルバム単位では把握仕切れないくらいたくさんCDRをリリースしている。活動は超アンダーグラウンド。そして超ドラッギー。孤高。
現在活動しているミュージシャンの中では、方向性は違うが坂本慎太郎さんにすごい近い感覚。カリスマを感じる。翌日仕事なのにケーボンを追いかけて三条のクラブに行ったり翌日が休日のタイミングで近くに来たので山形のクラブまで遊びに行ったりした。何が好きかというとリリックもフローもとてもとてもすごいんだけど、ケーボンの声が好き。初めてライブで聞いたとき、音源まんまの「ヒマラヤロードレース」に感動した。
これ以上行っちゃうと音楽じゃなくなったり人間じゃなくなってしまうようなギリギリのラインにいるアーティスト。怖い。けどかっこいい。
僕が好きなHIPHOP・PSGについて
PSG。パンピー、スラック、ガッパーでPSG。
サグダウンポッセの地方(神奈川だけど)に対してPSGは東京ど真ん中。板橋区だけど。メンバーのパンピーは星野源と共作したり、宇多田ヒカルの光をリミックスしたり、加山雄三のお嫁においでよをサンプリングしたり、夜を使い果たしている人。ちなみに同い年。同い年か、そうか。。すごいな。。
PSGのデイビッドは超名盤。
寝れない。
かみさま。
トラックのオシャレ加減が半端ないです。Slack(5lack)のフローも新しい。
多くのトラックを製作しているパンピーは今や各方面で引っ張りだこ、東京五輪のテーマ曲を手がけるまでに出世してしまった。良いことだけど。
以上。まる。
僕が好きなHIPHOP・サグダウンポッセについて
サグダウンポッセ。神奈川・相模原のヒップホップクルー。Norikiyoやオジバが有名だけど僕が好きな人はTKC、ブロンケー。あとWAX。このクルーがシーンに登場したのも約10年前。色々なやばい人たちが集まったすごいクルーだった。不良。楽しそう。この「近所の不良感」がヒップホップっぽくて好き。
TKCの好きなところはフローと声に加えて、曲のテーマを選ぶセンスが良かった。自然を大事にしよう、生きるために必要な16ヶ条とは、自分のルーツ、運が大事、ナンパについて、草、友達とのドライブ、ありふれたテーマながら自分の目線をユーモア溢れるリリックで自然体に作っているところが好きだった。百姓一揆しかアルバムは出ていないけどこれがめちゃくちゃ名盤。13年前。
ブロンケー
ブロンケーのファーストから「ロマンティックシティ」「何一つうしなわず」。ブロンケーのファーストもめちゃくちゃ名盤。どうしたらこんなフローが生まれるのか。
WAX /いつもそう
「だ、だらしね〜!」という歌。人間のだらしないところを全て乗せたもの。すごいな。ずっと残ると思う。こちらもマスト。
サグダウンポッセはすごい。ノリキヨさんもオジバさんもすごい。以上。まる。
僕が好きなHIPHOP・鎮座DOPENESSについて
鎮座ドープネス。とてもかっこいい。フロー、リリック、声、完璧と言っていいくらい。フリースタイルも最高に上手い。特に鎮座のフローがヤバイ。
「モグモグ」「乾杯」が収録された鎮座ドープネスのソロ名義ファーストアルバム「100%RAP」から。10年。まじか。今聞いてもハイパーフレッシュ。各方面の才能の方から鎮座に近寄ってくるような感じもアツイ。
スチャのサマージャムのカバーも必聴。なんて力の抜けたスムースなフローなんだ。
特筆すべき点がもう一つ。鎮座ドープネスはファッションもオシャレ。角刈りでTシャツの裾はズボンに入れている。これだけ聞くとオタクファッションのステレオタイプみたいだけど、実際に目にするととてもオシャレ。
ファッションについて歌った曲。「この着こなし、誰にでもハマるわけではなし」、確かにすぎる。デザイン、サイジング、素材、自身のキャラクター、すごいバランスを発明している。
新しいファッションスタイルは出切ったのではないかという現代に鎮座は革命的なスタイルを打ち出した。韓国語プリント、パックマンみたいなレトロなTVゲームのプリント、アニメプリント、ダサくなりそうなデザインも独自のファッション解釈を通してオシャレに自分のものにしている。スターは自分のファッションスタイルを作る。ファッションを見るだけでも楽しくなるような鎮座ドープネスはスゴイ。僕も鎮座を真似して裾を入れる。
鎮座はマジですごい。最近は環ロイやゼンラロックなどと活動しているがソロが聞きたい。以上。まる。
好きなHIPHOP・NIPPSについて
ニップス。ヒップホップのゴッドファーザーは僕の中ではNIPPSです。
ニップスはブッダブランドのメンバー。
「小学生のプッXー」は言ったらダメだ。もっとひどいリリックもある。マリワナ的なリリックを最初に書いたのもニップスな気がする。違うかな?
でもHIPHOPの要素の「悪ふざけ」はニップスが一番な気がする。ふざけ過ぎてデブラージに怒られたりするんだけど、その「ふざけ」は生き様とも言えるようなリアルなものだった。人間的に多分マジメにはできない。けどそこがHIPHOP的には一番マジメだとも思える。
おじいちゃんみたいになったけど、年の取り方という意味ではニップスが一番かっこいい。昔はイケメンだったけど、太って年老いていく姿を曝け出して「どう?」と世間や若いラッパーに問うているようにも見える。これがHIPHOP(生き様)の真髄と言わんばかりに。
個人的なHIPHOPピラミッドの頂点はニップス。その下に般若、キラーボング、鎮座。スタイル、声、フロー、全て大事な要素だけど元を辿ると個人的にはニップスに行き着いてしまう。ニップスは言っていた。「リリックが一番大事」。
以上。まる。
僕が好きなHIPHOP・ニトロについて
ニトロマイクロフォンアンダーグラウンド。ニトロマイカフォンアンダアンダグラン。無敵の8本マイク。メンバーは、ダボ、マッカチン、ゴアテックス、デリ、ビグザム、スウォード、スイケン、エックスビーエス。多い。8人のマイクリレーが面白い。それぞれの思考、リリック、フロー。
ファーストアルバムのユーチューブ。すみません。最初の曲だけでも是非。これも捨て曲なしの最高のアルバム。「切ない気持ちのゴミ捨て場」というマッカチンのリリックはここから。DABOの「俺のナイキ踏んだら即極刑」も言いたくなる。
ニトロが教えてくれたものは「都会的な感覚」だった。「都会」の「不良」の「クルー感」がニトロだった。マリワナも。ファション含め東京のシーンと繋がっている感じがした。僕はリアルタイムから少し遅れてニトロに入った。リアルタイムだった人が羨ましい。
好みは色々あるけど、僕が好きだったのは高音ラップのデリとロボ声のゴアテックス、そして特徴的なフローでラップするマッカチン。やっぱり新しいものも良いけど、こういうフローが好き。自分でも言いたくなる気持ちの良い日本語。
それぞれのソロ作品も最高だった。デルタエクスプレスライクイリュージョン、リロード、チンアタックなど。アルバム単位で良いってスゴイ。
DELI /いただきマフィア
DELI / PASS DA POPCORN
パスダポップコーンは、デリに加えてニップス、キラーボング、ゴアテックスという声フェチ的にめちゃくちゃ楽しい曲です。今聞いても最新。ツノダメリジェーン。
ニトロはかっこいい。以上。まる。