田中まじめ滅餓寧武露愚

よろしくお願いします。

マウントについて

少し前からマウントという言葉が世の中に定着した感がある。相手に対し自分の優位性を示し精神の安定を図るらしい。あるよね。


これは発信者の意図しないところで受け取り側の一人相撲になっている場合もある。SNSなどインターネットを介したコミュケーションには特に双方から注意する必要がある。


ふとしたときに「お前より優れている俺の話」を仕掛けてくる人もいる。そんなときはその人と少し距離をとるようにしている。「あなたはそう思うんですね」と受け流す。難しいけど。議論することもあるけど。


なんだか悔しくて相手より優っている部分を探してしまうことなどもあったけど、結局他人と比較する螺旋から自分が降りなければいつまでもその感情に付き合わなければいけない。


マウントの上側を否定することは螺旋を降りることにはならず、「あなたはそう思うんですね」と相手も認めた上でそっと距離をとることがコツな気がする。自分が「勝つ」「負ける」という価値観に乗っていると思ったときには素早く降りるようにしたい。ほんと難しいけど。


○○より○○が良い」や「○○が一番」などの言葉も時と場合によりマウントを引き起こす言葉なのではないかとなるべく使わないようにしはじめた。あほやろ?神経質になりすぎても疲れるのでできる範囲で。


また「マウント」という言葉が世の中に定着したことから、世間が「マウント」を意識して共通の認識を持ったことが分かる。それは、「マウント」の向こう側の価値観、「比較しない価値観」へと日本人が知らず知らずのうちに向かっているのではないかとも思う。言葉になって認識されることによってみんなが区別しやすくなった。価値観のトレンドは時代によってゆるやかに変わっていく。ゆとり、さとり。


人と比べず自分の人生をどうしたいか。どうしたら楽しいか。どうしたら心穏やかか。などと何も考えないことがそれへの近道になるパターンもある。人それぞれ。花は比べなくても美しい。なんちゃって。とりあえず思ったことをまとめた。あとで今思ったことを読み返す。面白そうだから。そんなかんじで以上。ばーい。