田中まじめ滅餓寧武露愚

よろしくお願いします。

ドングリちゃんは超アウト!

ドングリちゃん(34歳、髭面で大柄な男性)と仙台まで某アイドルのライブを見に行ってきた。


往路は山形ルートで向かった。その日は五月とは思えないくらい気温が上昇し八月かと思った。国道沿いの温度計は最高で34度になっているところもあった。道の駅で玉こんにゃくを買ったりしながらチンタラチンタラ車を走らせ10時半に新潟を出発して着いたのが15時半。


仙台中心部の街並みは緑が多く建物も高く都会的。車を停めた駐車場の値段も30500円で都会的な値段だった。


駐車した大型商業施設の中で1500円分買い物をすると駐車場代金が割り引かれるということで、ライブ開始までの時間は買い物に出掛けた。


衣料品店にて品物を物色。ふだん自分たちが身に付けるものと少しテイストが違う店だったので下着を買うことに。


靴下が欲しかったので何か良いものは無いかと探していたが、求めていないワンポイント、切り替え芸、奔放な遊び心を御しきれず、値段との具合もあり決めきれずに悩んでいた。


そうこうしているうちにドングリちゃんが黒いボクサーパンツを見つけてきた。黒ベースで、腰のゴムに「TOKYO2020」という白抜きの文字がぐるりと一周入っているもの。それが今日見た中で一番面白かったので便乗して自分も同じものを購入。


支度を整えライブへ。


アイナさんの表現力、チッチさんの有能さ、モモコさんの愛嬌、ハシヤスメさんの世界、リンリンのパワーアップしたボーカル、アユニのキレの増したダンス、堪能した。


個人的なハイライトとしては、ノースウィートという曲の振り付けで手首をクルッと返すところがあり、横一列で同じことをしているのだけどその単純な振付の中に一人一人の個性が感じられて面白かった。


ライブが終わり宿へ移動。APA〜。ドングリちゃんが予約してくれた部屋はダブルベッド一台が設置されたルームだった。二人とも家庭ある中での馬鹿げた旅行なので低予算、一泊一人2500円ということで文句は何も無いが「イカツイな」と思ったことは確かだった。


汗でベトベトだったのでひとっぷろ浴びる。先ほど購入したパンティーを早速お揃いで身に付けて国分町へ。


都会の繁華街はキャッチャーの方々が熱心に活動されていて田舎モノの我々にはいささか刺激が強かった。あてもなく歩くうちに一軒の居酒屋が目に留まり入店。ここが大当たりだった。焼きとん大国。良心的な価格かつ美味い。食べた串焼き全て美味かった。


ライブの感想や人生の話、円滑な人間関係のためのコミュニケーションについて意見交換など良い話をしたような気がする。


2時間くらい飲んだだろうか。移動とライブの疲労もありラーメンを食べて帰ることに。


歩いていたらキャッチーなキャッチの方から「そっちはもう終わりですよ」と声をかけてもらい足を止める。女性が接客してくれる店の紹介を流れ作業のような口上を一息に発した後に「お兄さんたち、お笑いコンビですか?」と。


髭男爵というお笑いコンビが流行っていたとき、我々が二人で歩いていると擦れ違う人からそんな声が聞こえてきたことがあった。


警戒してしまったがお話好きな人だったようで、ラーメンを食べたい旨を伝えたら何店か教えてくれた。調子に乗って牛タンの店も教えていただく。


教えてもらったラーメン屋さんでラーメンを食す。備え付けの醤油漬けニンニクを大量に摂取。ドングリちゃんに迷惑をかけると悪いと思い、彼が食べるものにも無理矢理ニンニクを刷り込んだ。


ラーメン屋でもいくらかアルコールを摂取して深夜一時半頃APA〜へ戻った。疲労とアルコールとニンニクを混ぜ合わせたおじさん二人が「TOKYO2020」と書かれたお揃いのパンティーを履いてダブルベッドに仰向けで並べられた。地獄か?


六時間後起床。寝覚めは良かった。一人、大浴場へ。半身浴でゆっくりと色々を流す。


ドングリの支度を待ってチェックアウト。


昨日、教えてもらった牛タン屋さんへ。「たん焼き一隆」、めちゃくちゃ美味しかったです!前回、仙台で牛タンを食べたときは期待外れ過ぎて仙台のことまで嫌いになりそうだったけど今回の一隆さんはめちゃくちゃ美味しかった!超オススメです!仙台で牛タンを食べるなら行って欲しいです!


欲張ってB定食にしてしまったけど次回はA定食でちょうど良さそう。テールスープもめちゃくちゃ美味しい。一枚が大きいので一気にクチに入れず一枚を二回か三回に分けて味わおう。メモ。また行きたい。


そんなこんなで大満足して無事に萩の月も購入して帰宅。アユニ・DD萩の月Dです。


今年は去年に引き続き興味あるものに対してアグレッシブにぶつかっていきたいです。そんな感じでした。以上。ばーい。